2007年02月02日
カエルのお話し
こんにちわ。
冬としては穏やかなお天気です。
道路はアイスバーンが殆どで走りづらいですよ。
明日は節分ですね。
「節分過ぎれば日が昇る」と北海道では著名な易者先生が
いつも言ってました。
運気が変わる日でもあるそうです。
金曜日は競馬の日ですが、大きなレースもないし
マイホースの出走も無いので、盛り上がりませんので
今週はお休みということにします。
まあ、読者は微々たるものですから、影響はないでしょう。
さて1月31日の北海道新聞に気になる記事があったので
紹介したいと思います。
カエルの危機というタイトルで書かれたコラムです。
一部を掲載します(無断です、すまぬ、すまぬ)。
▼トンボやチョウと並び、カエルは最も身近な「野生動物」の
ひとつだろう。
だが世界を見渡せば、カエルをはじめとする両生類は、
三分の一の種で絶滅が危惧(きぐ)されているという。
▼自然破壊に加え、大きな影響があると考えられるようになったのが
ツボカビ症だ。カビの胞子がカエルの皮膚に付いて発症する。
感染すれば九割は死ぬ。
パナマのある地域では、このカビが侵入してから
わずか二カ月でカエルが全滅した。
▼日本でもペット用の外国原産カエルに感染が見つかった。
人や犬猫、魚などに感染する心配はないが、
広がればカエルは激減しかねない。
世界自然保護基金(WWF)などは、ペットのカエルを
野外に捨てないよう呼びかける。
▼日本のカエルも食物連鎖の中にある。
カエルが減れば、餌とする鳥やヘビが減る。
それを食べる大型鳥類も減る。
逆に、水田でカエルが食べていた害虫は増える。
多くの農薬が必要になる。
▼カエルは環境の変化に敏感だ。
水と空気のどちらかが汚れれば生きられない。
有毒ガスを察知する炭坑のカナリアになぞらえ、
環境のカナリアと言われる。
「井の中のかわず」は見識が狭いことだが、
カエルから見えてくる危機もある。
全てを肯定する訳ではないけれど
環境の変化が人間の目が行き届かないところで
実はひっそりと起きている・・・ということが怖いことです。
たかがカエルと言うなかれ。
食物連鎖の中に人間は依存する動物です。
食物連鎖が崩れ出すと、ある動物は絶滅し
ある動物は異常繁殖することになります。
天敵がいない動物は、いずれ内部崩壊していきます。
人間の世界を考えるとき、今まさにその状況下にあります。
人間の天敵は人間ですからね。
世界で起きている、いや人間の足元でおきている
小さな事象をきちんと検証し、対応しなければ
人間が望む、人間にとって住み易い環境は守れませんよ。
と、環境問題に取り組む人たちは訴えてます。
しかし、よく考えると人間にとって良い環境は
地球にとって良い環境なのか、おおいに疑問です。
地球上の全ての生物が共生できる環境こそ
考えていかなければならないと、ボケた爺は思います。
この地球の環境を著しく変えているのは
人間以外の何者でもないのですから
人間が絶滅することが、地球の環境を変える唯一の
アイディアかも知れません。
今日はレッスンです。
先日の振り過ぎがいけなかったのか
いまだに筋肉痛がとれません。
楽しいですね、テニス!!