ラッキーショット 不惑の歳にテニスを始め、知天命の歳になったオヤジの無責任に書き散らかした雑記帳

今日はとっても暖か。
事務所のある町内会は、あさから排雪業者が入って
積もった固い雪をどんどんダンプに積んでは走りさります。
一日中続く作業です。
黙って眺めていたいくらい、壮観です。

今日はちょっと趣を変えて、ちょっといい話。

今から10年前くらいになりますか、
当時は息子も小学校低学年、我が家はアウトドアが大好き。
週末は決まってキャンプに出かけていました。
その日は秋分の日で連休になったので、
ぶどう狩りを兼ねてキャンプに出かけました。
ぶどう狩りは余市町、ニッカウヰスキーの誕生の地です。
そしてキャンプは隣の街の海岸です。
そこは仲間の田舎で、海はどこも庭みたいなもの。

小さな砂浜にテントを張り、息子はさっそく水遊び。
爺たちは食事の準備にとりかかりました。
海という事で、既に鮭もあがっていたので
「鮭のちゃんちゃん焼き」です。
材料は仲間のお兄さん一家が用意してくれてました。
材料もそうですが、結局作るのもお願いしちゃった。
さすがに漁師町の味です。そりゃあ旨いですよ。
仲間の同級生たちも手に手に、
酒や魚（この場合、肴ではない）や蛸・イカをもって
集まってきます。もう一大宴会です。

子どもは仲間のお兄さんの娘さんが同級生ということで
その兄妹と遊んでいます。
めちゃくちゃ出来すぎのキャンプになりました。
次の日は、釣りを楽しみ、札幌から比較的近いから
疲れを残す事無く帰ってきました。
また行こうなあって言ってから10年です（笑）。

子どもも大きくなって、高校に進学し
バスケットボールに傾注していきますが
さすがに色気のほうもでてきます。
隣の高校の男子バスケットボール部のマネージャーが
すんごく可愛いんだ・・・と家で話すようになりました。
まあ、爺としては聞き流していたのですが、ある日、
「親父、俺さ、子どもの頃◯◯に行ったことある？」
と聞いてきました。
お分かりだと思いますが、そのキャンプのことなんです。
子どもは海は憶えていても、街までは憶えていないんですね。
「確かに10年前に行ったよ」と言うと、
「そのマネージャーをやっている女の子が、俺の事知っている
　って言うから驚いてさ・・・。」
どうやら、仲良くなったその高校の部員に聞いたらしい。

そうです、なんのことはない。
そのとき遊んだ仲間のお兄さんの娘さんでした。
やはり女の子のほうが大人なんですね。
きちんと憶えているんです。
他の街からいきなりやってくるのだからインパクトあるよね。
こちらは、毎週のように違う街に行っている訳だから
感慨も深くないんですよ。
本人曰く、
「いやあ失敗したなあ、もっと早く気がついていればなあ」
そうです、そのときには彼女には彼氏が・・・・（笑）。

でも、たいしたもんですよ、我が息子。
何が何でもと略奪するのかと思えば、その友達に
「別れたら、教えて・・」だってさ。
間違いなく親父の血を引いてます（爆）。

で、今どうやらお付き合いしているみたい。
親には言いませんが、周りから情報が・・・（笑）。
本人は隠しているつもりはないんでしょうけどね。

でも、もしこれがなるようになったら、
親として、いや男として嫉妬を憶えてしまう。
こんなことあっていいのか、ドラマじゃないんだから・・と！


と、まあ、こんな他愛のない話でした。

楽しいですね、テニス！！