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ラッキーショット 不惑の歳にテニスを始め、知天命の歳になったオヤジの無責任に書き散らかした雑記帳

SMはお好き?


ほらもういきなりタイトルから変わっている。
予告なんかするからいけないんですよ・・・・という声が
かすかに聞こえる、耳まで遠くなりつつある爺です。


  テニスが強くなると、性格が悪くなる。
  性格が悪くないとテニスは強くなれない。


と言われ続けてきております。
もちろん私の短いテニス歴の中で・・・です。
この性格というものについて私なりに検証してみました。
あくまでもゲームを中心に考えた場合です。

そもそもテニスという競技の本質は、
  ●いかに困らせるか
  ●意地悪をするか
  ●余裕を与えないか
  ●あわよくばポイントをとる
というゲームです。
ハードヒットもグリグリスピンもおばちゃんロブも全て
この項目の中に集約されています。
要するに相手に好き勝手をさせないというゲームです。(笑)

上級者は笑みを浮かべて、事も無げにやっております。
  (憎たらしいですよねえ・・ほんと。特にコーチは・・)
私生活ではこんな性悪なことはできませんね。

普段の生活の中で、人を困らせてやろうとか、
意地悪してやろうという人はそうはいないだろうし
また、いたとしてもomitされるだけ。
しかし、テニスの世界では
人が良かったり、優しかったりする人こそ
はじき出されてしまうのです。
ゲームだから勝ちたい、その為には相手を苛める。
苛めて苛めて完膚なきまでに打ち据える、叩きのめす。
そうしないと勝利はやってこないのです。

人間、誰もが持っているSMの性質がテニスに出るのです。
スポーツということで許されるサディズムの世界に溺れていくのです。

だって、苛めることは楽しいんです。(いや、私は違い・・・・ますよ)
他人の不幸って楽しいじゃないですか。
コントは何故に可笑しい?
それは偶然に起こる他人の不幸が可笑しいからです。
(たとえ計算されていたとしても・・・)
漫才だとボケとツッコミ、
要するにサディストとマゾヒストの掛け合いなんです。

話がとんでしまいましたが
テニスに置き換えるとぴったしハマります。
勝利者はサディスト、敗者はマゾヒストです。
つらい縛りやムチ打ち、はたまた蝋燭攻めにも耐え(爆)
敗者はいずれサディストになろうと努力するんです。
人間の持っている二面性を実に見事に表現するスポーツなんです。
テニスって・・・(あなたもジキルとハイドなんですよ)

ハードヒッターの人は、マゾの性質が強いんです。
ただひたすら相手コートに剛球をお見舞いする。
10球に1球は見事に決まるが、他はミスの連続。
勝負に負けて頭を抱え、悔し涙にくれる・・・なんてマゾの骨頂。
サディストであるしこり屋さんは、それを見てほくそえんでいます。

いずれハードヒットも出来なくなります。
ある人は静かにラケットを置き、ある人はサディズムに開眼し
新たなマゾヒスト相手に喜びを表すことになります。

おお、テニスとはなんて淫美なスポーツなんでしょう。
そしてそのセレブな言葉の響きは、
人間が持っている忌み嫌われる性質を表現することを
素敵なコスチュームを身にまとい、
さわやかそうにボールを打ち合うことによりカムフラージュし、
老若男女問わず怪しい快楽の世界に導く。

一度この快楽の世界に足を踏み入れると、
底なし沼に引きずり込まれるが如く
足掻いても、もがいてみても抜け出すことはできない。(笑)


この記事を書きながら、
私はどこまで飛んで行くのか不安になってきました。(爆)


性格の善し悪しを超越した、人間の隠し持っているSM性質を
表現する舞台、それがテニスというゲームなのです。
あはは、言い切っちゃいました。

サディストは賞賛され、マゾヒストは同情され激励される。
どちらにしても気分は悪くない。


テニス、続けましょうね!
投稿者 ユタ爺 07:19 | コメント(12) | トラックバック(0)
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